秋桜〈コスモス〉
秋の風物詩として愛される「コスモス」。メキシコの高原地帯を原産とする外来種の草花で、日本には江戸時代末期に種子が伝わり、明治末期には全国に普及し、各地で栽培されるようになりました。
秋桜(あきざくら)という和名もあるコスモスですが、花色は様々で、ピンク・白・赤が一般的。黄色や茶色などの珍しい花色も品種改良によって生まれています。品種改良により、プランター向きのものや八重咲きのものなど、多くの品種があります。
お花の種類は、大きく分けて3種類!
■オオハルシャギク(定番のコスモス)
■チョコレートコスモス(ほんのりチョコレートの香り)
■キバナコスモス(オレンジや黄色の花色)
行く先々で出会えるコスモスをぜひ、お楽しみください。
「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのは何故でしょうか?
昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。作詞・作曲は、さだまさしさん。曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記され、一般化しました。
実は、パソコンやスマートフォンで「コスモス」と打つと、「秋桜」が変換リストに表示されます。ご興味のある方は、お試しくださいね。