花桃の種類
桃の節句には観賞用に改良された花桃が使われますが、いろいろな種類があることをご存知でしょうか。6種ピックアップしてご紹介します。
■曙（あけぼの）
香川県の丸福清花園、福家（ふけ）さんによって作られるオリジナル品種です。蕾や花が落ちにくいこと、花色の鮮やかさが長く楽しめ、艶やかでなめらかな木肌が特徴です。かぐわしい香りも魅力のひとつ。
■源平（げんぺい）
「赤」「白」「紅白の絞り」の3色の花が競うように咲く美しい花桃で、3色の花が咲き乱れる様子を源平合戦に見立ててその名がつきました。
■矢口（やぐち）
八重咲きのピンクで、代表的な切り花用として使われます。
■菊桃（きくもも）
菊のような花弁が細い花形の品種で、濃い紅赤色で八重咲きの中輪の花を枝いっぱいに咲かせます。遅咲き性で、一般的な桃の花よりも開花が遅いです。
■照手（てりて）
八重咲きで濃いピンクがよく出回っていますが、赤や白もあります。横に広がらず、上に真っすぐに伸びる枝が特徴です。
■秀月（しゅうげつ）
一重の花桃で水上がりが良く、たくさん流通しています。
2024年桃の節句アレンジメントは、花桃「曙」とラナンキュラスの中でも珍しい品種「シャルロット」を使用して華やかに仕上げました。完成品のアレンジメントは、ご自宅はもちろん、プレゼントにも喜ばれます。また、手引書付きの花材セットもご用意しておりますので、ご自宅でアレンジメントを作ってプレゼントしてみるのも素敵ですね。お子さまと一緒にも楽しんでいただけます。
花材セットのアレンジメントに必要な道具
- ハサミ（お花をカット）
- ナイフorカッターナイフなど（吸水フォームをカット）
- ホチキスor粘着テープ
花桃を長く楽しむポイント
- 霧吹きをかけると蕾も咲きます。乾燥に弱いので注意しましょう。
- カットするときは斜めに切り、タテに割を入れるとよく水を吸います。
