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2023Mar3

球根は放置が一番!?

「花が終わった後の球根は掘り上げて日陰で乾燥させましょう」という説明をよく目にしますが、これを鵜呑みにするのは大間違いです。私の経験では一般の店頭で売られている球根植物の大半は掘り上げずに植えてあった場所にそのまま放置するのが最も失敗が少ないものです。


 いくら注意していても球根は掘り上げる際にどうしても傷がつきます。その傷から貯蔵中に病原菌が侵入して腐ってしまったり、乾燥貯蔵後に植え付けて吸水した際にも病原菌の侵入経路になって、やはり腐ってしまう原因になるのだと思います。


私が掘り上げて日陰で乾燥貯蔵してほしいと思う植物は、大型のフリチラリアとエレムルスぐらいです。ただ、この放置には注意点があります。同じ場所で何年も育てることになりますから、その場所の肥料分を徐々に吸い尽くしてしまうので、それを補うための肥料を忘れずに与えないといけないということです。

肥料を与えるタイミングは厳密に言うと植物ごとに異なりますが、リン酸分の多い緩効性化成肥料(マグアンプK等)であればそれぞれの種類ごとに指定されている植え付け時期に年一回与えるだけでほぼ十分です。秋植え球根なら秋一回、春植え球根では春一回与えるといった具合です。掘り上げて乾燥させるという行為が必要だと思ってしまう原因の一つは、きれいに洗われて網袋に入れて陳列される球根の流通販売の姿にあるのだと思います。これには私も惑わされた一人で、スイセンの球根を大量に掘
り上げて洗って置いていたら秋には腐ってふにゃふにゃになった球根の山に変わっていたことがあったものでした。

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