ダリアの花言葉:華麗・優雅・気品・移り気
ダリアの花言葉は、美しい花姿が由来になっているといわれています。
「華麗」「優雅」「気品」「移り気」
「移り気」以外は、ポジティブな花言葉ですね。ポジティブな花言葉を添えて、プレゼントの際にメッセージを贈るのはいかがでしょうか。
ダリアは、メキシコやグアテマラの山地を原産とするキク科の多年草で、初夏から秋にかけて咲く圧倒的な存在感を誇る花です。色や形が多彩で、花の大きさや草丈、葉の色などは変化に富み、非常に種類が多いのが特徴。花の形がボタンに似ているため、別名テンジクボタン(天竺牡丹)と呼ばれています。
ダリアの逸話 「移り気」について
19世紀、フランスの皇帝 ナポレオン・ボナパルトの妃ジョセフィーヌは、宮殿の庭で珍しい品種をたくさん育てていました。自分の花と宣言するほど愛した花だそうです。
そして国外へ持ち出すことを禁じていました。
ところがポーランドの貴族が庭師を買収し、ダリアの球根を手に入れ、やがてポーランドにもダリアが咲き誇ったのです。
このことを知ったジョセフィーヌは激怒し、ダリアの栽培を一切やめてしまったというエピソードがあります。
「移り気」の花言葉は、花をポーランドの貴族に盗まれたジョセフィーヌ妃が、ダリアに興味を失ったことからつけられたとされています。