花瓶の洗い方
お花を長く楽しむために、初夏から夏にかけてしっかり洗いたい花瓶。気温が上がると花瓶の雑菌が増え、せっかくの新しいお花の茎を腐らせてしまいます。水を替えても、汚れた花瓶のままだと入れた瞬間に水が汚れてしまうこともあるので、水替えをするたびに、最低でも水ですすいで、できればスポンジでこすって汚れを落としましょう。ご紹介の洗い方は、細い口の花器にもおすすめです。
1.洗剤を入れて洗う
あまり汚れいていない場合は、台所用洗剤を少し入れ、軽く振って洗い流します。
2.卵のカラを用いる方法
カラをつぶします。砕いた卵のカラと水を花瓶に入れて花瓶の口をふさいだ状態で振ります。
ガラス器などはキズが付くおそれがありますので、あまり細かく砕かないでください。
3.アクリルの毛糸を使って洗う
アクリルの毛糸を短く切ったものを花瓶に入れて振ると、タマゴの殻と同じような効果が期待できます。
4.漂白剤を入れて洗う
「花瓶の中にひどく汚れているので、一度徹底的に洗いたい」という場合は、漂白剤を入れて数時間放置します。ただ、漂白剤がどう影響するか分からないので、高価な陶磁器にこの方法はとりません。
ゆすいでも洗剤や漂白剤が中に残り、次に生ける植物に悪いのではないか、という心配は無用です。
洗剤も、漂白剤も、生けるときにわざわざ入れる人がいるくらいです。(入れる場合は入れ過ぎに注意しましょう。2,3滴が適量です。)
どちらも殺菌作用があり、水の汚れを防ぐ働きをしてくれます。