
萬古焼の水盤花器 巳-1
大きな花材も、爽やかに彩るデザイン
普段使いからお正月などの特別な日にも使える、直径31cmの水盤花器です。
黒色に金と銀の装飾がされた華やかな花器です。

安定する丈夫な円皿
自然が創り出す花や枝の流れには、生けるものの心を楽しませてくれるものです。皿型の花器は、高さのある花形をよりすっきり魅せてくれます。季節の粋な組合せから、多くの花材使った豪華な組合せにもお使いいただける丈夫な円皿です。また、花器の高さは6.2cmありますので、剣山周りも安心してお使いいただけます。

300年近く継承され栄える萬古焼(ばんこやき)
江戸中期に桑名(三重県桑名市)で、茶道に精進した茶人・沼波弄山(ぬなみろうざん)が趣味を高じて開窯。京焼の技法を元に、更紗模様やオランダ文字など異国情緒あふれる意匠の作品を生み出します。弄山が作品に印した「萬古」や「萬古不易」は、“何時の世までも栄える優れたやきもの”という意味が込められています。その優れた陶芸技法は戦後様々な製品が作陶され、萬古焼の土鍋は国内生産量1位・全国シェア80%を占めます。また茶器を中心とした四日市萬古焼は、1979年に通商産業大臣(経済産業大臣)の伝統的工芸品に認定されています。