国産の天然植物性蝋を100％使用した、和ろうそく櫨蝋

ウルシ科の植物である櫨（はぜ）から搾取した蝋のみを使用し、世界でも10人ほどしかいないといわれる熟練の職人が、一本一本丁寧に仕上げます。自然な色合いと手造りによる風合が特徴の櫨ろうそくは、油煙や蝋涙（蝋が垂れること）、匂いも抑えた極上のともしび。

初盆の御供や、帰省時のご先祖さまへのお土産にいかがでしょうか。

自身の真心を大切にする時間

仏教では昔から、火は神聖なものとされています。そして明かりは貴重なものとして、宮殿や神殿、寺院などで儀式の際には必ず用いられてきました。ろうそくに明かりを灯すことで、周りにある不浄なものを清めると同時に、自身の真心と向合い精進に導く不思議な力があるといわれています。

「和ろうそくと暮らし」

■ひとりでお酒を楽しむ夜

キャンプで焚火のあとを見守るように、ろうそくの芯切りをしながら、ただただ灯り見つめる。その日の反省や課題、それにくすっと込みあげる思い出し笑いを肴に、心を整えるひと時。匂いの抑えた植物性の和ろうそくですので、食事やルームフレグランスの香りを妨げることなく、サスティナブルな夜をお過ごしいただけることでしょう。

■お茶事や、お仏壇・神棚に

ゆらゆらと大きく揺れる炎は、和ろうそくの中でも特に美しく灯します。また、油煙が少なく、蝋垂れみほとんどありませんので蝋台も汚れにくく、汚れた場合でも掃除が簡単です。約25分の燃焼時間をタイマー代わりに、お風呂やベッドサイドでの読書や、ヨガなどのリフレッシュタイムに灯してみるのもおすすめです。

自然と人が共存して生活を営む、本物の灯り

1914年創業の大與（だいよ）は、滋賀県高島郡（現高島市）今津町にて製造する和ろうそくの老舗。日本でも限られた職人にしか造ることのできない和ろうそくの伝統製法・生蝋手掛け製法で造られる櫨ろうそくを継承し、仏事や茶事、現代のくらしの中で使用できる灯りを創り続ける。「心を包み込むような本物の灯りは、日本伝統の和ろうそくでしか創り出せない」という創業者の思いを受け継ぎ、創業から100年以上経った今でも自然と共に恵みを活かさせていただいているという姿勢は続いている。1984年滋賀県指定 伝統工芸品認定。曹洞宗大本山・永平寺御用達。