フラワーセラピー
「花を見たり触れていると、癒されたり元気が出る(=リラックス効果)」と言われますが、この理由は「α波」という脳波が多く出るからと言われています。(α波=リラックスしている時ほど、多く出現する脳波のこと。)
花には「五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)」のすべてを使って接することにより、“脳を刺激して活性化させる効果”があります。
花の持つ効果を活かし、心身のバランスを整えて人の心を和ませ、疲れを癒します。そのため、フラワーセラピーはさまざまな場所で活用されています。介護施設や医療機関などの専門機関でも、「リハビリ療法」や「箱庭療法」などに利用されていますし、「カウンセリング」の一種としても取り入れられています。
- その(1) 花を飾る
もっとも手軽に癒し効果を得る方法は、“部屋に花を飾る”という方法かと思います。これは、自宅や自分の部屋だけでなく、職場のデスクなどでも効果があります。1日の中で長く過ごす場所の近くに置くことで、頻繁に目に入るようになりますので、そこにお気に入りの花を飾ってみるといいでしょう。 - その(2) 花を育てる
生花は放っておくとすぐにしおれてしまいます。花も“生きている”のです。その植物の特性に沿った育て方で手を掛け、日々観察し、その成長を楽しむことがそうです。
生命力があるからこそ、生花からエネルギーをもらうことができるのです。
このことから、生花を飾る際には同時に“花を育てて・命と向き合う”必要があります。こう聞くと少し難しく感じるかもしれませんが、水をあげ(換え)、花や葉を整え、水揚げ(茎を切り戻すこと)をするといった、花や植物を育てる上で当たり前のことをしてあげるだけでも十分です。
ペットと暮らす生活に癒されるように、お花にも癒しの効果が立証されています。
私も朝いちばんにベランダのお花たちをしばらく眺めお手入れをしていると、上機嫌で一日のスタートが始まります。