お香の発展と成分

日本で最も多くお香・お線香を生産しているのは兵庫県です。その中でも特に沢山生産している地域は淡路島で、日本国内の生産量50％以上を占めています。

お香の町と知られる旧一宮地区（現在の淡路市）で線香製造が大きく発展した背景には、降雨量が少なく、気候が適していたこと（製造工程で乾燥を必要とするお線香づくりには、瀬戸内海の西風が非常に有効だった）や、原材料の搬入と製品輸送に便利であったこと、漁家の婦人・農閑期の副業などによる安価な労働力が得やすかったからと言われています。

お香は多種多様な原料の調合によってつくられますが薫寿堂で使用する香料は、IFRA（International Fragrance Association）等が定める世界的規模で、人や環境に安全性を準拠したもののみです。

種類は2つの香りをご用意

葉っぱのかたちの紙でできた風情のあるお香です。そのまま置いて眺めるのも美しく、焚いて様々に表情を変えながら和の趣きある香りを愉しめます。

清澄・優雅・艶麗・晴朗など香りの世界は広く、奥深い魅力を秘めています。人々の心に安らぎを広げ、平安と幸せの気持ちをお届けします。

■「HAKO」01
紙でできた、葉っぱのお香「HA KO」5枚入りの箱タイプ。
・内容物　HA KO 5枚
（No.1 スパイシージャスミン・No.2 アガーウッド・No.3 エレガンスシトラス・No.4 サンダルウッド・No.5 スモーキーシナモン）
・不燃性フェルト
※こちらの商品には、香皿がついていません。焚く際には、お持ちの不燃性のお皿に不燃性フェルトを置き、その上にお香を置いてからご使用ください。

■「HAKO」02
紙でできた、葉っぱのお香「HA KO」6枚入りの箱タイプ。
植物の生命力を感じる6種の香りを詰め合わせ。お皿付きですので、そのまま使えて贈り物にも喜ばれます。
・内容物　HA KO 6枚
（No.1 サンダルウッド・No.2 アガーウッド・No.3 セダー・No.4モス・No.5 スパイシージャスミン・No.8 ホワイトフローラル）
・不燃性フェルト
・素焼き皿

創業から芳香求真をテーマとする薫寿堂

明治26年創業の薫寿堂は、日本一のお香生産量を誇る兵庫県の淡路島に本社を構えます。“お客様を貴（とうと）び、薫りを愛する”という意味を込めた「貴客愛薫（ききゃくあいくん）」を経営理念に掲げ、常にお客様を大切にし、かおりに幸せを添えて商品をお届けする心のこもったサービスを提唱されています。

自然保護を考えた煙の少ないお線香の原料には、エコ原料の指定である椰子殻炭を用いて、売り上げの一部を「瀬戸内オリーブ基金」へ寄付するなど、自然保護への協力と支援も実施されています。