- 鳥毛清喜
尻尾のある天使
ガラスの可能性を豊かに表現する花器
花を綺麗に見せながら、オブジェとしてもお楽しみいただける鳥毛清喜氏によるオリジナル花器。
鳥毛さんの作品の数々に惚れ込んだ社長の中村より熱烈なオファーを送ったところ、鳥毛清喜×日本総合園芸コラボのオリジナル花器制作が実現しました。
水差しやオブジェとしても
ぷっくりと丸みをおびた立体的なフォルムにすっと伸びた口ばしに、光が溜まる尻尾。見ているだけで愛らしく優しい気持ちになります。花器としてはもちろん、水差しやオブジェなど、暮らしの中の様々なシーンで活躍してくれること間違いありません。花を綺麗に見せつつガラスの可能性を表現するオリジナル花器シリーズです。
「ガラスはFragile Art(フラジールアート)と呼ばれ、こわれものの芸術というのでしょうか。メソポタミアでガラスが生まれてから、この運命はなにも変わっていない」とおっしゃる鳥毛さん。儚い素材だからこそ、1点1点丁寧に命を吹き込んだ花器はどれも、美しさや温もりが際立っています。
ガラスの可能性を豊かに表現する鳥毛さんの作品の数々に惚れ込んだ代表の中村が熱烈なオファーを送り、オリジナル花器シリーズ4種の制作企画が実現しました。ガラスの透明感にこだわったこのシリーズは、力強い茎や根まで楽しむことができます。日差しが差し込む様々な生活シーンで、計算された光の変化をお楽しみください。
「一社からこんなに多くの注文を受けるのは初めてなので、不安感や緊張感はありますが、期待は裏切りたくない」と鳥毛さんに快諾いただきました。弊社からの要望としてはサイズ感のみ。鳥毛さんは飾ったお花が生き生きと綺麗に見えることを最優先に、ガラスの透明感と光の陰影を意識したデザインに仕上げてくださいました。
「ガラスは光の印影を敏感に反応する、一番の素材と考えています。あとに続くのが、清らかな河の水と透明度の高い海でしょうか」
1941年京都生まれの鳥毛清喜氏
イタリアでガラス制作を学んだ後、東京にアトリエを構えると、ホテルやビルの装飾を手掛けると同時に数々の個展も開催。1983年、ガラス工芸品の国際大会「フラジールアート・コンペティション」では日本人初のグランプリを受賞するなど輝かしいキャリアを積んだ後、ガラス史と呼べるものがなかった東南アジアのバリ島に「自分が歴史をつくる」という思いで1995年から拠点を移動。80歳となる現在も精力的に活動を続けるガラス工芸作家です。バリ島はもちろん世界各国の有名ホテルやレストランの装飾品を数多く手掛け、世界的に高く評価されています。
鳥毛さんの作品には、同じ原料から作られたとは思えない無数のテクスチャーが存在し、ガラスであることを忘れてしまう温かさがあります。そのテクスチャーを生み出す製法は20種類以上存在すると言うから驚きます。
- 鳥毛清喜
尻尾のある天使
ぷっくりと丸みをおびた立体的なフォルムにすっと伸びた口ばし。親子のような佇まいが愛らしい花器セット
- サイズ(約)
- (左)直径14~18×高さ25cm (口径6~7cm)
(右)直径8~9×高さ11cm (口径2~3cm)
- 成分・材料
- ガラス
- 特記
- 2点セット
注意事項
- ご覧になる環境などにより、色合いが異なって見える場合がございます。
- 全てを手作業で製造しておりますので色や形、サイズが異なる一点ものとしてご理解ください。
- 割れや欠け、ヒビがない限り、小さな気泡や底面のスレ・傷、多少のガタつきは、ご使用に問題がない限りすべて良品の範囲内とさせていただきます。