ポインセチア
クリスマスの時期によく見かけるポインセチアは、イエス・キリストの生誕した地で輝いていたクリスマスの星・ベツヘレムの星に似ていることからクリスマスに飾られる花の代表とされています。
クリスマスカラーの赤・白・緑をすべて含んでいるお花ですが、赤は「キリストの流した血の色」、白は「純潔」、緑は「永遠の命や愛」を表しています。
最近は、品種改良されピンクや黄色・花模様や八重咲タイプなど種類も豊富になりました。
ポインセチアを「来年も赤く色付かせたい」「来年も綺麗に咲かせたい」とのお声をときどき耳にします。それには、根気のいる短日処理というお手入れが必要です。午後5時くらいから翌朝8時頃まで、ポインセチアの鉢を段ボール箱等をかぶせて暗くします。そうすることで花芽を付けることができます。
時期としては、9月半ばくらいから、赤く色づく(11月くらい)まで毎日続け、朝になったら外に出し、光にあてる作業を毎日繰り返します。11月になれば夜が長くなるのですが、寒さに弱いので10月以降は室内に取り込む必要があり、電灯が邪魔をすると色が付きません。
ポインセチアの鉢を押し入れに入れたり黒いビニールをかぶせたり、いろいろな方法はあるようですが、冬越し出来ても赤く色付くのは、なかなか難しいようです。頑張って育てて、色付いたら嬉しいでしょうね。
ポインセチアを育てるのは難しいといわれてますが、買ったポインセチアや貰ったポインセチアを、冬の寒さから守って、次の年に色づくまで育ててみてはいかがでしょうか。