中秋の名月

中秋の名月

旧暦の8月15日は、中秋の名月と呼ばれ「中秋に見ることができる美しい月」を意味しています。
今年の中秋の名月は、9月17日です。


“すすき” を飾る意味
稲穂が月の神様の依り代(=憑依するもの)と考えられ、稲穂を供えることで豊作を祈る意味がありました。しかし、お月見の時期は稲刈り前であるため、稲穂に代わるものとして「ススキ」が用いられるようになったといわれています。茎が中空(内部が空洞)のため、神様の宿り場になると信じられていたのです。また、すすきの鋭い切り口は、魔除けになるとも考えられました。そのため、お月見のすすきには悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められています。


『源氏物語』の構想
かの紫式部が石山寺から見える湖面に映える十五夜の月を眺め、源氏物語の構想を練ったと言われています。
十五夜とは十五夜とは旧暦で新月の日から数えて15日目の夜のことで、旧暦における毎月15日の夜のことを十五夜と呼びます。中秋の名月と十五夜の違いとしては、中秋の名月は年に一回だけで、十五夜は毎月来るものということですね。十五夜が「中秋の名月」と呼ばれる理由は、旧暦の8月中秋は、1年で月が最も美しく明るく見える日であるためです。


お月見に飾るもの
まずは、お団子でしょうか。供えた月見団子をいただくことで、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることができると信られています。ススキの他に旬の野菜や果物、芋類を供えます。 秋の七草や秋桜といった季節の草花を飾っても良いでしょう。