うちのシュウメイギク

うちのシュウメイギク

シュウメイギクと言われて、ぱっと思い浮かんだ姿はどんな色と形ですか?

私の場合はピンクの八重咲で、花茎の高さはそう70-80cmはある大型のものです。物心ついた時には畑の隅にあり、秋の訪れとともにたくさんの花を風にそよがせていました。

このシュウメイギクは、今から50年も昔に祖母が近所のお寺さんで頼み込んだ末に分けてもらったものだそうで、以来ずっとうちに居ついているものですが、長年の間に生えている場所が何度も変わってきた経緯があります。ある時は畑で野菜の肥料を吸って青菜の如く青々と茂り、ある時はやせた道端でこじんまりと咲き、今では花壇の奥が定位置になっています。

シュウメイギクの繁殖力はもの凄く、気に入った環境だと地下茎を伸ばして始末に負えないくらい繁茂します。畑に合ったときは、もうその勢いが凄くて広がりすぎないように定期的に引っこ抜くのがひと仕事でした。道端では勢いが弱く、うっかりすると枯れて無くなりそうでしたので花壇に移したところ、また大繁茂。一時は他の植物を押しつぶしそうになったのですが、同じ花壇に植えてあったウツギやヒメヒイラギが茂ってくると、その陰になった所は徐々に弱り、乾燥する花壇の端でも勢いが弱まるので今では何もしなくても増えすぎず減りすぎず他の植物との調和が保たれています。

鉢植えでシュウメイギクを育てるときは、旺盛に伸びる地下茎が鉢の内部で詰まってしまいますので、定期的に株分けと植え替えが必要になります。うちのシュウメイギクの様に地植えにすると植え替えは必要ありませんが、場所に応じて広がりすぎたり、育たなかったりします。鉢植えで育てている株も、植え替えの際に増えすぎた株を利用して、家の周囲にあちこち植えてみてちょうどよく咲く場所を探してみると、管理が楽にできて良いのではないかと思います。

うちのシュウメイギク